トイレ水漏れの原因と対策：水道修理のプロが解説！2023.12.16

トイレの水漏れは、誰もが経験したことがあるかもしれません。水道修理のプロでもある私たちは、このような問題の原因と対策に関して皆様にご説明いたします。トイレ水漏れに悩まされている方は、ぜひ今回の記事を読んで解決策を見つけてください。

トイレ水漏れの原因とは？

トイレで水漏れが起こると困りますね。トイレの水漏れはそのまま放置しておくと、水道料金が上がったり、壁や床を腐らせたりする原因になります。
そこで、トイレ水漏れの原因について考えてみましょう。 トイレが水漏れする原因は大きく分けて、配管の劣化や破損、使用中の故障、取り付けや設置の不良などが挙げられます。
劣化や破損は、配管が古くなったり、経年劣化が進んだりした場合に起こることが多く、配管の交換が必要です。
また、使用中のトイレの故障としては、フロートやボールタップの劣化が挙げられます。フロートには消耗品があり、寿命を迎えると水漏れを引き起こします。
Pシールは、トイレ本体と排水口の間にあるシールパッキンで、老朽化すると水漏れを起こします。 更に、取り付けや設置の不良も水漏れの原因になることがあります。
トイレの取り付け箇所（ボルト・根太等）に不具合があった場合には、水漏れが頻繁に発生します。 トイレ水漏れの原因はさまざまですが、早期に修繕を行うことで、トラブルや損害を未然に防げます。
水道修理業者に依頼して専門的に修繕することが推奨されます。

ボールタップ

タンクの溜まっている水が排水を終えるとボールタップから水が噴き出してきます。そしてある一定の決められた所まで水が溜まり終えると自動的に水は止まります。この部品はよく経年劣化壊れます。

フロート

これはレバーと繋がっている部品です。レバーで排水するとフロートは上昇し溜まっている水を排水します。排水が終えるとフロートは下降し排水の穴が閉じます。要するにフロートはタンクの水を溜めたり、排水したりするフタみたいな物です。この部品は長年、水に浸かっていると水の中の塩素のせいで溶けていきます。手で触ると真っ黒になるはずです。溶けたフロートはフタに隙間ができ水漏れします。

オーバーフロー管

これは何かというと、ボールタップが壊れて水を止める事が出来なくなった時、もしこのオーバーフロー管がなかったらどうなるかというと、タンクから水が溢れてトイレの床が濡れるからです。これがあるとボールタップが壊れた時タンクから水が溢れず、止まらなくなった水はオーバーフロー管を通って便器に逃げてくれます。オーバーフロー管のよくある悪さは経年劣化で折れてる時があります。

レバー

これはみんなも知っている部品ですね。排水をお願いする時に使う物です。さっきフロートでいいましたが、レバーとフロートは一心同体です。たまにですが、レバーとフロートはタンクの中でチェーンで繋がっています。そのチェーンが何かに引っかかる時がありますので注意しましょう。

トイレ水漏れを防ぐ方法とは？

トイレには、水漏れが起こる可能性がある部分がいくつかあります。水漏れが長期間続くと、水道料金が高くなるだけでなく、カビや湿気の原因にもなります。
では、具体的にトイレ水漏れを防ぐためには、どうすればよいのでしょうか？ まずは、トイレの各部分の点検を行いましょう。
便器の底部や水タンク、配管など、水漏れが起こる可能性の高い部分を詳しくチェックすることが大切です。特に、使い古した部品は、早めに交換するようにしましょう。
また、水タンク内の水位が高すぎる場合も、水漏れを引き起こす原因になります。水位調節弁を調整することで、水位を正確に設定し、無駄な水漏れを防ぎましょう。
さらに、トイレの使用方法にも注意しましょう。流す量が多すぎる場合や、流す速さが速すぎる場合は、トイレのパイプに負担がかかり、水漏れを引き起こす原因となります。
流し具合にできるだけ注意し、適正な量と速度で流すように心がけましょう。 以上の点を踏まえることで、トイレ水漏れを予防することができます。
しかし、もしも水漏れが起こってしまった場合には、すぐに水道修理業者に相談することが重要です。
早めに対処することで、被害を最小限に抑えることができます。

トイレ水漏れの自己修理方法はある？

トイレの水漏れは非常に厄介な問題ですが、自己修理で対処することができます。まず、水漏れの原因を確認しましょう。
トイレタンクの中にあるフロートが不良になっている場合、ボールタップの不良など、さまざまな原因が考えられます。
原因がわかったら、必要な修理パーツを調達しましょう。 修理を行う前に水の供給を止め、トイレタンク内の水を抜いておきます。
次に、フロートやボールタップなどの交換を行います。部品交換後に、水を再度供給し、水漏れが修復されたか確認しましょう。
ただし、トイレの修理には専門知識や経験が必要であり、DIY初心者の方は自己修理を行わず、専門業者に依頼することをおすすめします。
水道修理業者なら、的確なアドバイスや適切な修理を行ってくれます。また、修理前に必ず水道業者に相談するようにしましょう。

トイレ水漏れの放置がもたらすリスクとは？

トイレの水漏れは放置するだけでなく、多くのリスクをもたらす可能性があります。まず、水漏れによって床や壁に水が浸み込むと、カビやダニの発生を促します。
それだけでなく、通常水分の侵入がない箇所に水が入り込むことで、建物自体の腐食・劣化を引き起こすこともあります。もし水漏れが長期間放置されれば、建物全体の構造に影響を与える可能性があります。
さらに、水道費用の増加も心配です。つまり、放置することが大きなコストを引き起こすことになります。以上の理由から、トイレの水漏れを放置するのではなく、早期に修理することが重要です。